寝る前のスマホはやめる

不眠を訴える患者さんは、心療内科・精神科領域では実に多くいらっしゃいます。詳しく話を聞くと、薬を出すより先に、生活の習慣をちょっと変えてみるだけで眠れることが少なくありません。
その代表が寝る前のスマホです。寝床でスマホをいじり、いつのまにか寝るという方が近年増えているように感じます。これでは、寝る直前まで脳が興奮状態になり、なかなか寝付けませんし、寝ても十分な深さの睡眠は得られません。眠る1時間前には画面を見るのをやめる。これだけでも、眠りの質が上がるはずです。