読書

本の中にあるのは死んだ知識です。死んだ知識を生けるものとして活用できるかどうかは、本人の行動力や機知にかかっています。知識があると、どうしても知識の蓄積そのものが目的になりやすくなります。分類や配列や整理をしたり、ほかの人に誇示したくなります。しかし、そんなことをしても何にもなりません。現場からかけ離れた理論的な知識体系は、何の役にもたちません。現場で使えない知識は、仕入れるだけ無駄です。