理屈で勝ってもしかたがない

若いころだと、人の欠点やばかばかしさが目につきます。何か言ってやろうという気になりがちです。しかも、ただ言うだけでなく理屈で言い負かし、自分が勝たないと気が済まないという人まであります。しかし、こんなのに勝っても何もなりません。相手に反感を持たれるだけです。言い負かされて、なるほど、この人の言うとおりだと受け入れる人はまれです。変な理屈は持ち出さず、相手の欠陥にも目をつぶるのが度量が大きいと言えます。