強迫性障害(2)

強迫性障害の根幹をなすのが強迫行為です。意味もないのに何度もガスの元栓を確認してしまう。鍵がかかっているか家まで戻ってしまう。何かミスをしていないか繰り返し確認する。もとには「何か大変なことが起こったらどうしよう」との恐怖感があります。
ところが、強迫行為はやればやるほど怖くなります。薬を飲むのも大事ですが、それ以上に強迫行為の回数を減らす。できれば1回、多くて2回にしておく。それ以上はいくら怖くてもやめる(3回目以降はやっても怖さが増すだけです)のが大切なポイントです。