不要不急

東京への不要不急の移動の自粛が始まっています。不要不急の旅行を避けるというのは戦時中の話です。これがエスカレートすると「欲しがりません勝つまでは」「挙国一致」「ぜいたくは敵だ」など、どんどんヒステリックになってきます。社会が寛容さを失うわけです。
実は、こういう言論は人を萎縮させるだけで、大して効果はありません。寛容さを失う社会のほうが、よほど活力が下がります。今すぐ不要不急の花見をしろとも思いませんが、戦争めいた言論が平気で出るようになったら要注意です。