ギャンブル依存

ギャンブル依存の第一人者の講演を聞きました。もう少しで当たるというニアミス体験が依存にのめりこみやすい。興奮を得るために掛け金を増やしやすい。苦痛な気分の時にギャンブルをすることが多い。だいたい負けてたまに勝つのが一番依存になりやすいなどなど、有益な知見も得られましたが、先生が言っていた一言が妙に印象に残りました。「スロットで、776とか出たら、もうすぐ当たると思うわけです」そもそもスロットに6なんて出目はないです。百歩譲ってパチンコだとしても、776が出ただけで次に当たると考える素人はほとんどいないでしょう。別に薬物依存の専門家が薬物をやれとは思いませんし、アルコール依存の医者が大酒を飲めとも思いませんが、パチンコやスロットや競馬をちょっとはかじった人が専門家になったほうがいいような気はします。エナ専、天井、屋根、取りガミ、地見屋、縦目、金5ピンぐらいの用語はわかっていてほしいと思いました。