リフィル処方箋

次の診療報酬改訂(来年)で、リフィル処方箋の導入が決まりました。リフィル処方箋とは、安定している患者さんに、同じ処方箋を3回ぐらい使いまわしできるようにしようとの施策です。医療機関側には1円も入らず、薬局だけ3回分きっちりお金が入ってくるわけです。そして、薬局は患者さんに何かあっても責任を取りません。ただ、病院やクリニックの隣の立地を不動産屋のごとく抑えて、患者さんを集めるのは医療機関に任せ、いざとなれば責任は医療機関に丸投げとなります。
精神科の薬にこのリフィル処方箋が導入されるかどうかは未定ですが、導入されてもやりたくないですね。全員リフィル処方箋3回分ということになると、今の3倍患者さんを診ないとクリニックが潰れます。精神科の薬で30日以上の処方は、医療機関としては責任を持てません。とりあえず私は小さい子どもがいる身でもあり、妻子を食わせていかないといけません。1か月以内で来ていただけると大変ありがたいです。