本について
若いうちは、将来の夢として「好きな本を好きなだけ買える生活」を夢見ていました。学生だと本は高く、買うか買うまいか1週間ぐらい迷ったあげく、泣く泣く断念するようなこともよくありました。なんとか社会人になり、ほしい本は買えるようになって、ポンポン買うようになったのですが、それはそれで問題があります。買っても読まないし、本は相当場所を食うということです。わざわざ家を狭くしているようなものです。よほど気に入った本以外はすぐ捨てる。読まない本も捨てる。などをやっていかないと、いつのまにか大変なことになります。現在、自分の部屋も院長室も本だらけで、自らただでさえ狭い精神を、さらに狭くするような事態になっています。