不幸を呼ぶ本
2つ前に怠けることについて書きました。書くぐらいだから私も怠けるのが好きで、怠けについての本などよく読みました。というか、実際に怠けてもいたわけです。ただいたずらに自宅に引きこもって大学の落第を繰り返していました。その頃が怠け研究の最盛期というところだったと思います。怠けてていいじゃねえかみたいな本を大量に読んで自分を正当化します。こういう本は読むと面白いのですが、長期的にみると不幸を呼びます。今ではそれが怖くてほとんど処分してしまいました。「ものぐさ精神分析」「怠惰への賛歌」「怠ける権利」などの書籍群です。どれも面白いんですけど、その価値観に毒されると不幸になる可能性が高い、危険な書物です。