野望の王国

「野望の王国」という、40年前のマンガを久々読み直しました。全9巻で5000ページぐらいある大作です。野望に取りつかれた大学生2名が、ひたすら暴力で巨大な敵を倒していき、野望の達成はなるかどうか‥という作品です。これがまた、全編突っ込みどころ満載で、1巻の冒頭から人が死にまくり、工場や町が普通に爆発します。野望の相手は絵の上だと身長が3メートルぐらいある巨人です。キャラクターは全員異様な濃さを誇り、アブラマシマシニンニクマシマシチャーシュー追加ダブルぐらい(野菜は増してない)の男たちが、ひたすら殺し合います。私はもう年で、野望も何もないおじさんになってしまいましたが、それでも男の中の失われた野望とか野心を思い出させてくれます。今だとkindle unlimited で読めます。野望で頭をトリップさせたい人にはお勧めです。確実に頭が変になります。5000ページ、半日以上かかりますが。