経済評論家の本
今年亡くなった経済評論家の本を読みました。息子に送るお金と人生の話という趣旨の本です。後半のほうで、人生についても語っております。人生の幸福は何で決まるか、お金や名声や人間関係より、モテである。成功者でも「この人はモテなくて性格がひねくれた」という人が実に多い。モテる男になれ!と書いてありました。
身もふたもない結論です。私はモテたことが1回もなく、かつそのことをこじらせて性格もひねくれているとは思いますが、人生の幸福がモテで決まるとはとうてい思えません。モテを過大評価しすぎです。幸福の本筋は心の平安で、モテというのは平安の対極にあります。心穏やかにすごせれば、モテなくてもいいと思います。