他人の欠点
メンタルクリニックに来るような方は謙虚な人で、自分の欠点が目につきやすくなります。しかし、だいたいの場合は、自分を棚に上げて他人の欠点のほうが鼻につきます。なんてイヤな奴なんだろうとか、同じことを何度言えばわかるんだなどと思ったりもします。
欠点は、本人の努力で何とか改善方向にいくものと、治る見込みのないものの2種類あります。そして、後者が自分にも他人にもけっこう多くなります。見込みがないならあきらめてほかの長所を探すだけです。欠点にこだわってしまうと、他のよい部分を多数見失い、損です。壊れかけのradioはほんとの幸せを教えてくれません(例えが古い)。