夢がかなったら
生まれ変わったらと同様に、夢がかなったらいいなあと夢想し、その夢に向かって一直線というのも、あまり勧められる生き方ではありません。なぜかというと、夢と現実にはかなり差があり、かなわないこともけっこうあるからです。実現不可能なことができないと言って落ち込んでも話が始まりません。また、未来のために現在を犠牲にするのはいかがなものかと思います。
また、夢がかなうと、また次の夢が出てきます。野球一筋で甲子園を夢にしたとしましょう。そうしたら、今度はプロ野球が夢になります。そこまでいくのは野球をやっている1000人に1人ぐらいでしょう。
それよりは、今の身の回りの現実を見つめなおし、ああ、こんなにいいことがあったなとか、これはラッキーだったなとか、今を幸せに思うほうがずっと大切です。