動画、配達、体験の時代
動画の訴求力はかなり強いものがあります。子どもを見てるとわかります。本なんか退屈で読まないのです。動画ばかりです。いいこととは思えないにしても、時代がそういう流れです。
モノは配達で買うのが当たり前の時代になりました。店頭で何かを見て買うとかいうのは、よほどその店に魅力がある場合に限られます。小売業には厳しいです。
じゃあ何に価値を見出すかというと、体験です。今そこでしかできない体験ができる場合は、みんなわざわざそこに行くわけです。
振り返ってみると、精神科クリニックは厳しいなあと思います。動画は作るのがかなり難しい。配達というかオンライン診療は、診療報酬が安すぎて精神科の場合経営が成立しません(成り立つとすれば超大手
チェーン店だけです)。そこでしかできない体験といっても、特殊な検査があるわけでもなく、困ったものです。5年後10年後ぐらいには冬の時代がやってくるかもしれませんね。