地球温暖化

地球温暖化を16歳の少女がデモ活動し、世界的な運動になって国連でも演説したようです。若い世代の未来をつぶす気かと、年寄り世代にキレています。この少女はアスペルガー障害+強迫性障害をカミングアウトしており、「アスペルガーは才能です」と言っています。才能は才能でけっこうなことです。一つのことを黙々とやり続ける職人タイプにアスペルガー障害が多く、温暖化をここまで政治的問題にしたのも一つの才能でしょう。
「私のようなアスペルガーの人間にとっては、ほとんど全てのことが白黒どちらかなのです」とも言っており、これも当たっている場合もあります。しかし、これはグレーゾーンを認めないということで、本人が生きにくいです。周囲に対しても白黒完全に決着をつけるということで、攻撃的になりやすく、衝突が増えます。世の中のことは、たいていは灰色です。灰色は白でも黒でもないというのを認めたほうが生きやすいのではないかと思います。
地球温暖化ならだれも反対できず、たいへんいいでしょう。これが捕鯨とか中絶反対とか、もっと意見が対立している分野で、こういう反対意見を許さない論理が出てくると、なんだか息苦しいなあと思います。