お世辞
お世辞は処世術の一つです。とにかく頭を下げてお世辞の一つも言って、愛想よくしているだけで、けっこうなんとかなる場合が相当あるように思えます。
実際の世の中は逆の人が多いはずです。頭は下げたくない。向こうから話を言われるのを待つ。相手をほめずに自分がほめられたい。愛想はないがプライドは高い。自らの体面を保つためにはこれでいいかもしれませんが、世渡りとしては疑問符が付きます。
特に、お世辞はスキルを要する気がします。あまりに歯が浮くようなものだとその場がしらけます。場面に応じてしれっとお世辞を言えるようになれば、人間関係の達人です。