承認欲求
他人に認められ、愛されるのはすばらしいことですし、人生の課題の一つでもあります。しかし、この考えが行き過ぎて、「認められなければ自分は無価値だ」というような思想が無意識に身についてしまい、いつも他人に気に入られていたい。競争は勝たなければ意味がない、と思い込むのは、承認欲求のいいなりになっています。
一度承認欲求にとりつかれると、仕事や勉強など、他人との競争にいつも勝っていないと気がすまない。あるいは愛されていないと不安でしかたがなくなってしまい、不毛な消耗を強いられます。承認されようがされまいが、自分は自分で価値があるものです。