blog
たいしたことない

4月になると新年度が始まり、新しい学校や会社になじめない人が増えてきます。しだいに行く足が重くなっていく。よくあるパターンです。 これで「だるい」「めんどうだ」と思ったり口にしたりしていると、ますます体が重くなってしまい […]

続きを読む
blog
医局飲み会

医局の友人たちと飲みました。後輩も皆さん指定医や専門医をとったり着実に成長しており、頼もしい限りです。宮城県の精神科臨床をよくしていけるよう、医局一同努力していきます。 最近医局で開業する人は意外に少ないのが現状です。誰 […]

続きを読む
blog
統合失調症(4)

陽性症状や支離滅裂など、一見派手な症状がある一方で、「陰性症状」と名付けられている地味な症状があります。感情の平板化といって、他人の感情を理解するのが難しくなったり、自閉的に自分の世界に閉じこもったり、意欲がなくなって日 […]

続きを読む
blog
統合失調症(3)

一方、まさに統合を失調して、何を言っているのか支離滅裂な状態になることがあります。日本語で話しているのですが、全体としてつながりが悪く、意味が分からない。統合失調状態です。滅裂思考とか解体とか連合弛緩という言い方をします […]

続きを読む
blog
統合失調症(2)

統合失調症と言って何が連想されるか。大体の人は幻覚や妄想と答えるかと思います。それはそれで正しいですが、病気の一面しかとらえていません。幻覚はたいていが幻聴で、自分の悪口です。幻聴どうしが会話していることもありますし、自 […]

続きを読む
blog
統合失調症

うつ病はこの20年ほどですっかり有名になりました。最近ではパニック障害や社会不安障害、あるいは発達障害なども認知度が上がっています。 ところが、統合失調症はいまだに認知度が低いように思えます。100人に1人かかる病気で、 […]

続きを読む
blog
カンについて

カンといっても愛は勝つではありません(昭和生まれでないとわかりませんな)。医学が経験の集合体から徐々に科学化して、カンは排除される傾向にあります。 しかし、精神医学はわからないことだらけで、カンが必要とされると思っていま […]

続きを読む
blog
ラジオ

ラジオを聴いていたら、昔診ていた患者さんの名前のはがきが読まれていました。やや珍しい名前で、同一人物かなあと思います。元気でいらっしゃるようで何よりで、少し心がほっこりしました。

続きを読む
blog
神経質

神経質な人は、こうあるべきだとの欲求が強いと言えます。理想が高くていいことではあります。しかし、高い理想は現実社会の中で容易に挫折します。それが世の摂理ですが、そこでいきなり「もうだめだ」との短絡的な考えに行きつくことが […]

続きを読む
blog
春はどういう季節か

春というと、「今年もまた落第と決まった」という、安岡章太郎の落第もの小説の一節が思い出されます。私も出身の医学部を落第ばかりしていたのでした。もう卒業できないだろうなあとも思っていました。というか、同一学年を3回以上やっ […]

続きを読む